北京市環(huán)境保護(hù)監(jiān)測(cè)センターが10日午前11時(shí)に発表したデータによると、春節(jié)（舊正月、今年は2月10日）を祝う花火や爆竹の使用を多くの市民が控えたにもかかわらず、北京市街地の観測(cè)ポイントの大みそ日9日夜の大気清浄度は、「重度の汚染」の5級(jí)、もしくは「深刻な汚染」の6級(jí)と極めて低かった。汚染物質(zhì)の中心はやはりP(guān)M2.5（ぜんそくや気管支炎を引き起こす微小粒子狀物質(zhì)）だった。新華網(wǎng)が伝えた。

同センターによると、9日夜に花火や爆竹が使用された影響で、北京の大気中の汚染物質(zhì)は10日早朝、浮遊性粒子狀物質(zhì)（PM10）や粒子のさらに小さいPM2.5、二酸化硫黃、一酸化炭素のいずれの濃度も明らかに高まった。このうち汚染物質(zhì)の筆頭であるPM2.5の平均濃度は1立方メートル當(dāng)たり約400マイクログラムで、観測(cè)ポイントの1時(shí)間當(dāng)たりの最高濃度は同1000マイクログラムを超えた。ただ昨年の1時(shí)間あたりの數(shù)値が同1593マイクログラムであったことを考えると、汚染の狀況は好転したと言える。

北京市環(huán)境保護(hù)監(jiān)測(cè)センターの張大偉?主任によると、好転の原因の第一は、花火や爆竹の使用量を減らすようにとの呼びかけに多くの市民が応えたこと。さらに大晦日の晩に吹いた小さな北風(fēng)も清浄度アップを助けた。

10日午後2時(shí)までに北京市のPM2.5値は1立方メートル當(dāng)たり20マイクログラムまで減少し、清浄度は「優(yōu)良」にまで上がり、市民の戸外での活動(dòng)に適した狀況に回復(fù)した。（編集MA）

「人民網(wǎng)日本語版」2013年2月12日

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