「表情アイコン5セット、各セット6元(約97円)、有料」。無料メッセンジャーアプリ「微信(WeChat)」が5.0版にバージョンアップされた後、新しい表情アイコンが有料化されたことで、現在中國では熱い論爭が巻き起こっている。これ以前にも、騰訊のインスタントメッセンジャー「QQ」や出會い系攜帯アプリ「陌陌(momo)」などいくつかの攜帯SNSが専用の表情アイコンを有料化している。単なる表情アイコンだからと、記號の背景にある潛在的な経済価値を過少評価すべきではない。「人民日報」が伝えた。
中國では、ネット上で使用されている表情アイコンの質が無料通話?無料メッセージアプリ「LINE」に劣っていると不満の聲をあげる人は多い。アイコン開発者によると、「LINEのスタンプ?表情アイコンはあくまでも日本や韓國のユーザーに適している。微博(ウェイボー?ミニブログ)の表情アイコンはより動きに重點を置いたデザインがなされており、ネット流行語や話題の時事ネタを取り入れるなど、中國ネットユーザーのライフスタイルや表現方法により即している」と語る。