「中國経済のファンダメンタルズは悪くない。経済成長率やその他の主要経済指標は所期の目標內にあり、すべては予想通りで、予想外の事は何もない」。習近平國家主席はアジア太平洋経済協力 會議(APEC)の首脳會議で言葉に力を込めてこう語り、中國経済の力強さをアピールした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
この談話によって中國経済が「失速」または「硬著陸」するという見方が否定され、中國指導部が大局を掌握していることが示され、世界に朗報をもたらした。
習主席は「私には中國経済が健全な発展を持続するという確たる自信がある」と主張。需要の低下、生産能力の過剰、地方債務、シャドーバンキングなどの問題と課題に直面しつつも、(1)中國経済の成長が合理的區間と所期の目標內にあること(2)中國経済の発展の質と効果が確実に向上していること(3)中國経済には力強い內的原動力があること(4)アジア太平洋の発展の良好な見通し――を根拠に中國発展の「4つの自信」を全世界に示した。