英フィナンシャル?タイムズ3月29日付記事-「中國の高齢化はビジネスチャンスを生む」では次のように書かれている。儒學の教えによると、子供が両親の面倒を見るのは當然の事だが、21世紀の中國は全く違う。成人の多くは仕事に全ての時間を費やしている。そして、一人っ子政策によってもたらされた人口問題もあることから、一部の海外の人々が中國の人口高齢化がもたらす社會や経済の試練への注目が高まっている。中國はこれらの人々にビジネスチャンスを與えただけでなく、彼らに魅力的な一面を見せている。
現(xiàn)在中國のある大學で経営革新學を教えるコールバッハ―(Florian-kohlbacher)助教授が昨年8月、11年間にわたる日本での人口統(tǒng)計學研究を終え中國に移住し、高齢化と社會に関する課題の研究を始めた。
コールバッハ―氏は、「中國が14億近くの人口を有するから、高齢化の規(guī)模も大きく、一人っ子政策は高齢化の流れを加速させている」と話す。そして、「日本は人口の高齢化に入る前に生活水準が先進國のレベルに達したが、中國はそうではない。中國の社會體系はそれに対応する準備をまだきちんとしていない」と指摘している。
中國政府が昨年9月に発表した報告書では、中國で消費全體の8%が高齢者向けの商品やサービスに関連するもので、その市場価値は4兆元余りに達すると指摘。その報告書によると、2050年までにGDPに占める高齢者の消費割合が三分の一増える見込みだ。