5日に閉幕した第119回中國輸出入交易會(huì)（広州交易會(huì)＝広交會(huì)）で、バイヤー來場者數(shù)と成約額はともに小幅ながら前年を上回った。13年11月の第114回広交會(huì)以來、約3年ぶりに來場者數(shù)と成約額がそろって増加に転じている。

広交會(huì)の徐兵?報(bào)道官によると、今回の交易會(huì)に210カ國?地域から18萬5596人のバイヤーが參加。15年の春期交易會(huì)に比べ0.43％増。成約額は0.1％増の1822億8800萬元（280億8400萬米ドル）に上った。

來場者を地域別でみると、「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）沿線國からのバイヤーが顕著に増加。前年を0.8％上回り、來場者全體の43.97％を占めた。なかでもASEAN（東南アジア諸國連合）とSAARC（南アジア地域協(xié)力連合）からはそれぞれ6.01％増、5.65％増を記録した。また、先進(jìn)國からのバイヤー數(shù)も安定的に推移。うち米國からは2.61％増、カナダは2.54％増、EU（歐州連合）は0.77％増だった。

來場者數(shù)と成約額の増加について、徐報(bào)道官は「中國の貿(mào)易企業(yè)が自身の努力を通じて総合的な能力を高め、新たな成長原動(dòng)力が形成されつつある。知的財(cái)産権や獨(dú)自の販売チャネルを持ち、技術(shù)力?付加価値の高い製品が広交會(huì)で活躍をみせている」と指摘。その上、「足元の狀況をみると、対外貿(mào)易の安定化と構(gòu)造転換の促進(jìn)に向けて政府が講じた一連の措置が企業(yè)負(fù)擔(dān)の軽減と自信の向上につながった」と評価している。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2016年5月6日