四、集団體験。人々は団體活動に參加したがる。「FOMO(取り殘されることへの不安)」は文化を越えて広がっている。中國では西側諸國よりもこうした傾向が強いのではないかと見られている。儒教では、西側のように突出した人物を稱賛する文化はない。ソーシャルネットワークは、ショッピングやグルメの共同體験など集団モデルを堅固にした。意見は群衆から寄せ集められる。販売側はホリデー消費支援や集団購入、その他販売促進を通じてこうしたモデルを強化する。消費者は自ら調査體制をつくり、ブランド側も同じようにしている。社會學者のエーリッヒ?フロム氏は、「人々は思い通りにすることができるようになると、他の人と同じになりたがる」と指摘していた。
中國で成功したブランドは、以上の狀況の全て、あるいは大部分に対応している。消費者はあなたのブランドだけで十分な喜びを感じることはない。消費の旅には、こうした深い社會文化的な衝動があることを尊重すべきだ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年12月13日