世界的な大手會計事務所のデロイトトウシュトーマツが発表した世界11ヶ國のぜいたく品市場の発展ぶりに関する調査報告によると、中國國民のぜいたく品支出が直近の5年間に増加したという。
同報告のまとめによると、「経済の鈍化が購買意欲の低下を招きながら、中國ではぜいたく品ニーズが引き続き高水準を保っている」という。アナリストは、「ぜいたく品ニーズは主に中國で育ちつつある中産階級によって支えられている。こうした人々は収入の増加にともなってより質の高い商品を購入し続ける」と指摘する。
アナリストの指摘によれば、「デロイトが毎週出している世界7大市場の10萬點以上の商品に対する価格モニタリングを踏まえた物価指數をみると、中國はぜいたく品の価格が最も高い。ブランドの相違により、中國とフランスでは同類商品の価格差が20~70%に達する。調査結果をみると、旅行が引き続きぜいたく品市場の主な原動力で、中國人回答者の40%が海外でぜいたく品を購入すると答え、20%が空港の免稅店で購入すると答えた」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月22日