中國都市競爭力研究會は20日、香港で2017年都市競爭力ランキングを発表した。香港は2位で、5年連続で上海を超えられなかった。
香港の『東方日報』の21日の報道によると、今年の「世界都市競爭力ランキング」で、上海と香港はトップ10入りし、それぞれ7位と9位につけた。また、香港は「中國で最も安全な都市」と「一帯一路」沿線で最も開放された都市にも選ばれている。中國の都市競爭力ランキングの3位は深セン。中國都市競爭力研究會の桂強芳會長は、「深センのGDPの過去4年の平均伸び率は香港を上回り、経済成長率だけを見ると深センの競爭力は近く香港を超える。香港はイノベーション面の競爭力が深センに及ばず、研究開発とイノベーションを強化する必要がある」と述べた。
中國都市競爭力研究會は1998年に香港に設立された、中國で比較的早く都市競爭力研究を開始した學術機関。2002年から都市競爭力ランキングを発表している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月26日