新興サービス分野と高付加価値サービスの輸出が中國サービス貿易で注目すべき點だ。統計によると、17年1-9月の中國の新興分野輸出入額は1兆495.3億元と、前年同期比で10.3%増加した。うち、知的財産権等使用料(特許等使用料)関連輸出入額は38.8%増加、通信?コンピューター?情報サービス輸出入額は25.2%増加した。商務部サービス貿易司の冼國義?司長は、「新興サービスの輸出が急成長したのは、中國のビッグデータ、クラウドコンピューティング、モバイルネットワーク技術が世界先端レベルにあること、『一帯一路』建設の推進、中國製造業のサービス生産能力増強など複數の要因に基づく結果だ」としている。
近年、中國の経済?貿易市場で、民間企業の役割が強まっている。黃頌平?報道官は、「17年1-9月期の、中國民間企業の輸出入額は前年同期比17.8%増の7兆8100億元で、中國輸出入総額に占める割合は38.5%と、前年同期より0.4ポイント拡大した。うち、輸出は5兆2300億元と、輸出総額の46.8%を占め、輸出主體一位の地位を維持した。
上記のような成長を背景に、業界の専門家は「鐘山部長が今回提起した経済?貿易強國建設へのタイムテーブルは、中國共産黨第19回全國代表大會で提起された2段階の戦略構想と一致する」と指摘した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2017年12月26日