中関村科技園の新入外國人社員は、ビザ発給の厚遇を受けることになる。また多くの外國人が、夢にまで見た中國永住権を手にすることになる。彼らはより便利に越境旅行を楽しみ、さらに北京現地の福利厚生を受けることができる。ロイター通信が27日に伝えた。

　北京市政府は記者會見で「永住権を持つ外國人は、國家科學技術計畫プロジェクトを擔當し、さらに中関村で新型科學研究機関の法定代表者になれる」と表明した。

　北京市委員會組織部人材工作所長の劉敏華氏は、インタビューに応じた際に「中関村の外國人社員は1萬人余りしかいないが、シリコンバレーでは全社員の3分の1が世界各地からの技術者だ」と話した。北京は今回の関連政策により、世界トップクラスの人材を爭奪し、人工知能やスパコンなどの西側諸國との差を縮めようとしている。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2018年3月1日