中國國家発展改革委員會(発改委)は1日、公共資源取引の市場化改革を推進する方針を示した。入札関連の法改正を急ぎ、規則や料金徴収制度の見直しなど長期的メカニズムの整備を推し進める。

　近年、中國の公共資源取引市場は急速に発展しており、プロジェクト建設の入札、土地使用権や鉱業権の譲渡、政府調達、國有財産、その他公共資源取引などの分野で良好な成績を上げている。2017年は全國公共資源取引プラットフォームのシステム構築で新たなブレークスルーを実現、制度規則と技術標準體系の面で新たな進展があり、公共資源の配分で効率が向上したため、各地の公共資源取引額が大幅に増加した。

　2017年は、河北省で4萬件以上の公共資源取引が完了、取引額は5000億元超に上った。雲南省の公共資源取引は47000件以上、取引額は7000億元以上と前年より1350億元余り増加した。浙江省の公共資源取引額は約1.6兆元に上った。