第13期全國人民代表大會第1回會議は5日午前、人民大會堂で開幕し、國務院の李克強総理の政府活動報告を聴取した。李総理は報告の中で過去五年の環(huán)境汚染対策について、次のように総括した。

　人間と自然との調和的な発展を堅持し、環(huán)境汚染対策に力を入れたことで、生態(tài)文明建設が目に見えて効果を挙げた。

緑の山河は金山?銀山にほかならないという理念を確立し、かつてない決意と注力で生態(tài)環(huán)境保護を強化した。大気汚染対策を厳重にした結果、重點地區(qū)の微小粒子狀物質（PM2.5）の平均濃度が30％以上低下した。生活用石炭対策を強化し、重點業(yè)種の省エネルギー?排出削減を推進し、71%の石炭火力発電ユニットの超低排出化を実現(xiàn)した。エネルギー構造の適正化により、石炭消費の割合が8.1ポイント低下し、クリーンエネルギー消費の割合が6.3ポイント上昇した。ガソリンの品質を高め、黃標車（排ガス基準をクリアしていないことを示す黃色いラベルが貼られている車）や舊型車2000萬臺以上を廃棄処分にした。

　重點流域?海域の水質汚濁対策を強化し、化學肥料?農(nóng)薬使用量のゼロ増を実現(xiàn)した。重要生態(tài)系保護?修復プロジェクトを推し進め、荒れた農(nóng)地等の森林?草原?濕地への復元を拡大し、砂漠化?石漠化?水土流失総合対策を強化した。中央環(huán)境保護監(jiān)察を行い、法律違反案件を厳しく調査?処理した。「パリ協(xié)定」の締結?発効を積極的に促すなど、わが國は地球規(guī)模の気候変動への対応において重要な役割を果たした。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2018年3月5日