2017年末に開かれた中央経済活動(dòng)會(huì)議で、「中國(guó)の経済発展は新時(shí)代に入った」との判斷が示され、「その特徴は、中國(guó)経済がすでに高速成長(zhǎng)の段階から質(zhì)の高い発展の段階に転換したことだ」と指摘された。中國(guó)の経済発展の新時(shí)代とはどのようなものだろう？3月4日の全國(guó)政協(xié)第13期第1回會(huì)議経済分科會(huì)で、中國(guó)経済の最前線に立つ130名の実踐者と観察者が中國(guó)の経済発展の新時(shí)代をどう捉えているか、そのアウトラインを示した。

　経済分科會(huì)の委員が攜わる産業(yè)は、山場(chǎng)を越えて新舊原動(dòng)力の転換を完了したものもあれば、大きな改革を終えて新たな道に踏み出したものもある。ある委員は學(xué)者として、新時(shí)代の発展に向け意見を上申し策を獻(xiàn)じる。変革の波頭に立つ委員達(dá)は、新時(shí)代の力を発揮すべき方向を感じ取りつつ、より持続可能な成長(zhǎng)モデル、よりよいビジネス環(huán)境、より強(qiáng)力な民生保障、より高い監(jiān)督管理レベルなどをめぐり熱い議論を交わした。

　全國(guó)政協(xié)委員、國(guó)務(wù)院発展研究センターの副主任である王一鳴氏は、「これまでは國(guó)家の産業(yè)政策が経済の司令塔としての役割を擔(dān)ってきたが、今後は市場(chǎng)の競(jìng)爭(zhēng)原理に基づく成長(zhǎng)に一段と重心を移す必要があるかもしれない」との見方を示した。そのうえで、「百度、テンセントなどの企業(yè)はいずれも産業(yè)政策の恩恵に依存せず、市場(chǎng)の需要に応じて製品やサービスを改善している。質(zhì)の高い発展というものは、こういった市場(chǎng)の源泉と動(dòng)力から生まれる必要がある」と指摘した。