神舟13號有人飛行任務の會見が14日午後、酒泉衛星発射センターで開かれた。中國有人宇宙事業報道官、中國有人宇宙事業弁公室副主任の林西強氏によると、神舟13號の任務は12號と比べ主に次の6つの異なる點があるという。
(1)有人宇宙船は自動高速ランデブー?ドッキングを採用し、初めてラジアル方向で宇宙ステーションに停泊する。(2)中國の宇宙ステーションはコアモジュール、2隻の宇宙補給船、1隻の有人宇宙船による計4隻の宇宙船結合體での運行となる。(3)宇宙飛行士が初めて軌道上に6カ月滯在する。これは宇宙ステーション運営期間中の乗組員の一般的な滯在期間となる。(4)中國の女性宇宙飛行士が初めて中國の宇宙ステーションに滯在する。宇宙飛行士の王亜平氏はまた、中國で初めて船外活動を行う女性宇宙飛行士になる。神舟13號の乗組員にも中國で初めて船外活動を行う男女宇宙飛行士が含まれる。(5)神舟12號任務を踏まえ、さらに多くの宇宙科學実験及び技術試験を展開し、高水準の科學成果を産出する。(6)任務を擔當する宇宙船とロケットはいずれも発射場で、緊急命令を待つ待機狀態から打ち上げ狀態に直接切り替わる。
宇宙ステーションの軌道上建設は、基幹技術検証及び建設という2つの段階に分かれる。神舟13號任務は基幹技術検証段階の決勝戦?最終戦であり、宇宙ステーションの軌道上建設における承前啓後の重要な戦いだ。林氏は、「神舟13號任務を通じ、プロジェクト各システムの宇宙ステーション任務における機能と性能、及びシステム間のマッチング性と連攜性をより全面的に審査する。神舟13號の任務終了後、全システム総合評価を行い、條件を満たした後に宇宙ステーション建設段階に入る」と述べた。
?中國網日本語版(チャイナネット)?2021年10月15日