「日光浴」するだけで暖房と冷房が可能で、地下50?60メートルから風(fēng)が來(lái)て、建築物全體のエネルギー消費(fèi)量は北京市の同類建築物の20%前後のみ。この夏休み、北京市朝陽(yáng)區(qū)の目立たない4階建てビルが、多くの見(jiàn)學(xué)者を迎えている。これは中國(guó)建築科學(xué)研究院ニアゼロエネルギー消費(fèi)モデルビル(以下「モデルビル」)で、中國(guó)初のニアゼロエネルギー消費(fèi)オフィスビルでもある。
ニアゼロエネルギーとは何か?中國(guó)建築科學(xué)研究院高性能建築研究センターの李懐チーフエンジニアは、「これは単位平方メートル當(dāng)たりのエネルギー消費(fèi)量がほぼゼロということだ。この4025平方メートルの空間內(nèi)に當(dāng)時(shí)、世界先端の省エネ?低炭素理念とグリーン建築技術(shù)を集めた。十分に自然からエネルギーを取り、省エネ及び炭素削減の目標(biāo)を達(dá)成した。例えば地中熱ヒートポンプ、太陽(yáng)熱及び太陽(yáng)光発電、冷水貯蔵などの各種再生可能エネルギーや、高性能の建築囲い構(gòu)造、自然な換気、自然な採(cǎi)光、スマート制御システムなどにより、建築物の単位平方メートル當(dāng)たりのエネルギー消費(fèi)量を大幅に減らした」と説明した。
記者は李氏の案內(nèi)で屋上に來(lái)た。藍(lán)色の太陽(yáng)熱集熱管が整然と並び、面積にして225平方メートルはあった。これは2014年のアジア最大の太陽(yáng)熱空調(diào)システムだ。
李氏は、「管の中には水などの媒質(zhì)が入っている。集熱器が日差しを浴びると、エネルギーが水中に移る。夏は化學(xué)的な手段により熱を冷たくし、冷水の持続的な循環(huán)により冷房を行う。これが太陽(yáng)熱空調(diào)システムで、ほとんど電力を消費(fèi)しない。冬は集熱器の水溫が一定に達(dá)すると溫水がビル內(nèi)に直接送られ、直接暖房を行う」と述べた。
「日差しがない時(shí)は?」
「他にも隨時(shí)待機(jī)しているシステムがある。このビルのもう一つのエネルギーシステム、地中熱ヒートポンプシステムのことだ」
李氏は質(zhì)問(wèn)に答えながら、記者を1階のエネルギーステーション機(jī)械室に案內(nèi)した。このモデルビルの「大心臓」と呼ばれる場(chǎng)所では、冷熱源設(shè)備が整然と並び、數(shù)十本の給水管が縦橫に重なる。うち壁際の黒い管は地中熱ヒートポンプの地面?zhèn)趣尾糠证馈5叵聰?shù)十メートルに潛り、淺層土壌からエネルギーを集めヒートポンプメイン裝置に屆け、ビルの冷房と暖房を行う。
このモデルビルのハイテクはこれだけに留まらない。例えば建築士は再生可能エネルギーで冷房と暖房が可能なだけでなく、太陽(yáng)から光を借りることができる。屋上の集光カバーで太陽(yáng)光を集め、さらにその裏側(cè)の管でビル內(nèi)に取り込むことで、屋內(nèi)を照らす。また太陽(yáng)光発電ガラスカーテンウォールにより、ビル全體を特殊な「発電機(jī)」にできる。他にも高性能のドアや窓により熱伝達(dá)率を下げ、気密性を高めることで、斷熱効果を発揮する。
情報(bào)によると、このようなゼロエネルギー消費(fèi)建築物は全國(guó)で56萬(wàn)4000平方メートルにのぼっている。中國(guó)建築科學(xué)研究院は國(guó)內(nèi)外でのグリーン建築物の普及を全面的に進(jìn)め、設(shè)備、グリーン建材、エネルギー応用、プレハブ工法、技術(shù)サービスなどの30以上の川上?川下産業(yè)の発展をけん引している。全體的な市場(chǎng)規(guī)模はすでに3兆4000億元にのぼっている。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2024年8月13日