19日12時11分、機首に「C919」の字が書かれた中國南方航空のCZ3539便が旅客を乗せて広州白雲(yún)空港を離陸し、14時03分に1000キロ離れた上海虹橋空港に著陸した。これにより、中國3大航空會社が全て、國産大型旅客機の商用運営を開始した。これは、中國民間航空史における意義のある出來事となる。

　大型旅客機C919は中國が初めて國際的な耐空証明基準(zhǔn)に基づいて自主開発し、自主的な知的財産権を有するジェット旅客機である。2017年に初飛行し、2023年5月に商業(yè)運航を?qū)g現(xiàn)した。

　民間航空市場は國産大型旅客機の実力を見屆けてきた。現(xiàn)時點で、C919の安全飛行距離は1萬時間、商用運航數(shù)3700便、旅客輸送數(shù)50萬人に達している。

　これまでに9機のC919が航空會社に引き渡された。うち、中國東方航空は7機を運営し、中國國際航空と中國南方航空は8月28日に同時に1機目のC919を受け取った。9月10日、中國國際航空はC919の運航を開始した。

　技術(shù)課題の突破から量産、試験飛行から正式運航、1本の航路から大規(guī)模運営へと、C919は困難や障害を克服し、突き進んだ。これは、新中國成立75年間の中國民間航空事業(yè)の躍進の縮図と言える。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2024年9月20日