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レーザー高度計データで作成した月のDEM地形図。 |
? 月周回探査計畫地上応用システムの李春來?総設計師は4日取材に応じ、月探査の成果について解説した?!缚萍紩r報」が6日伝えた。
月全體の畫像作成に成功したことについて、李氏は「CCD立體カメラで月面の全區域をカバーする1098軌道の畫像データを獲得した。畫像データがカバーする範囲をみても、月表面の地形の特徴や細部をみても、明らかにこれまでの世界の月面畫像よりも優れている。今のところ世界で最もデータが揃い、データの一致性が高く、畫質もよく、定位精度が高い月全體の畫像だといえ、新しい月面の基本地図にもなりうる」と紹介した。
李氏によると、まもなく3D地形図も完成するという。「現在のDEM(數値標高モデル)地図は主にレーザー高度計データを利用して作成されているが、CCD立體カメラデータを使って作成した地形図が來月には完成する。これは世界的にも解像度が最も高い月面全體の地形図だ。月探査衛星『嫦娥一號』のレーザー高度計から得られた900萬以上の標高データを使って、現段階で精度が最も高い解像度3キロの月面DEMが作成された」と李氏は説明。
今回の探査で、月面に存在する多くの元素の分布が初歩的に解明された。中國の科學者はガンマ線スペクトロメータデータで、3種類の天然放射性元素U、Th、Kの月面分布図と、Fe、Ti、Mg、Al、Siの區域分布の研究を完成、イメージング分光測定裝置によるハイパースペクトルデータの研究のほか、月表面の巖石の分布や地質構造の研究などに役立てられる。
このほか、月全體のマイクロ波輝度溫度データも得られ、月面の土壌の厚さやヘリウム3の資源量の初歩的な分析が行われた。さらに太陽風と高エネルギープラズマの未開発データも獲得でき、太陽風が月表面で反射する現象や極地の晝夜境界線付近の加速現象が発見された。(編集KA)
?人民網日本語版?2009年8月6日
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月探査衛星?嫦娥1號?からのデータで作成した高精度な地形畫像。 |