中國航空工業集団公司が伝えたところによると、完全な知的所有権を有する國産飛行機「MA(新舟)」シリーズと「ARJ21」シリーズを運行に使用する航空會社、幸福航空責任有限公司が15日、初フライト式典を行った。新華網が16日に伝えた。
同日、「MA60」型機3機が客を乗せて初運行を行い、中國の航空會社で國産民用機が大量に使用されるという新局面が開かれ、中國航空事業の新時代が幕を開けた。
幸福航空の楊尤昌?総経理は、「幸福航空が、コミュータ路線(支線)の少ない中國の航空事情改善に貢獻できればと思う。また、中國人の新たな交通理念を開拓し、コミューター機を利用して中小都市と交通樞軸や幹線間の『渡し舟』的輸送を行い、中國の客運交通のネットワーク不足を解決していきたい」と語った。
幸福航空は中國航空工業集団公司と中國東方航空株式有限公司が共同出資して創立し、國産機の使用とコミューター路線営業が特徴。資本金は10億元。
幸福航空公司の耿汝光?董事長(中國航空工業の副総経理)によると、幸福航空の運営初期の計畫としては、中國が完全な知的所有権を持つコミューター機「MA(新舟)」シリーズと「ARJ21」シリーズを主力とし、西安咸陽國際空港を主な運営基地とする。幸福航空は2017年までに飛行機100機の所有を計畫している。(編集SN)
「人民網日本語版」 2009年8月17日