サムスン、ソニー、シャープなどカラーテレビの主流メーカーがバックライトに白色発光ダイオード（LED）を採用した液晶テレビを次々と発売し始めた。中國電子商會消費電子製品調(diào)査弁公室の調(diào)査によると、消費者のLEDテレビに対する注目度は75％にのぼり、今年購入を考えているという消費者が34％に達した。中國網(wǎng)が18日伝えた。

　その一方で消費者はこのLEDテレビの優(yōu)れた特性についてまだそれほど理解していないようだ。有名な家電専門家の陸刃波氏の解説によると、液晶テレビはディスプレーパネル自體が発光するのではなく、バックライトでディスプレーパネルを照らして、畫像を映し出している。このためバックライトの技術(shù)が直接液晶テレビの畫質(zhì)に影響することになる。従來の液晶テレビは通常バックライトに蛍光燈を使い、色再現(xiàn)率（NTSC基準(zhǔn)）は70％にとどまる。ところがLEDバックライト技術(shù)の出現(xiàn)によって液晶ディスプレーパネルのカラー不足の問題が徹底的に克服され、色再現(xiàn)率は105％に達した。環(huán)境にやさしく超薄型で高畫質(zhì)といったふうに消費者のニーズが高まるにつれ、LEDテレビは省エネで環(huán)境にやさしく色の再現(xiàn)性能も高いという絶対的な優(yōu)位性で、今年新たな市場の拡大が見込まれている。LEDテレビの市場シェアは2011年までに一般のLCDテレビを超える見通し。(編集KA)

　 ?人民網(wǎng)日本語版?2009年8月18日