林國本
最近、北京、上海、大連、天津など日本の企業が多數進出している中國の大都市では、日本料理店が次々と出店しており、かなり繁盛しているようである。
當初、中國人のかなりの人たちは、生ものを食べる習慣がなかったので、日本料理店はマイナーな存在であったが、日本に留學した人たちが多數増え、日本旅行もかなりハードルが低くなり、さらには日本のファッション誌やタウン?ペーパーなどのPRなどもあったせいか、認知度がかなり向上している。もうイタリア料理、フランス料理などと肩を並べられるようになっている、と言っても過言ではない。
かつては、値段のほうも割高なので、敬遠されていた時期もあったが、最近は食材を中國近海産のものにしたせいか、それほど高くはなくなり、特にどこから流れてきたのか、日本料理はダイエットに向いている、というウワサが口コミで広がり、北京などでは日本料理が若い女性の間で人気になっている。