歐州宇宙機関が保有する「マーズ?エクスプレス」探査機が撮影した畫像によると、火星表面のホイヘンスクレーター付近に干上がった谷が存在し、火星表面に豊富な水資源が存在していたことがわかった。イギリスの『デイリー?メール』が伝えた。
衛(wèi)星畫像には、火星東部のホイヘンスクレーター付近に広範囲にわたり水が流れていたことを示す無數(shù)の干上がった谷と溝の跡が寫っている。35~40億年前、火星に大量の川があったと推測される。火星表面に北から南に向かって幅2キロ、深さ200メートルの谷があったと見られる。
火星の谷は今でもはっきりと見え、四方に枝分かれしており、これは過去に水が流れていた痕跡で、新たな火星の姿を形成している。
研究者は、火星はかつて濃密な大気層に覆われ、密閉され大気層が厚く暖かいため水が流れ、生命存在の必要條件を備えたと見ている。
歐州宇宙機関は、火星に流れる水は雨水、地面の水、溶けた氷河だと見られるが、その出所は謎だとしている。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2019年3月16日