上海萬博の開幕式が黃浦江を舞臺に、30日夜8時から約2時間にわたって行われる。今回の祝典は出來るだけつつましやく派手なことを求めないのが原則だ。
見所その1 すばらしいスターたちの競演
世界の萬博である上海萬博の開幕式は、中華の風情と世界の潮流との融合を表現し、すばらしい多くのスターが登場する。開幕式のリハーサルに參加した邢さんによると、まず最初は宋祖英とジャッキー?チェンが「邀世界共享(上海萬博を共に楽しもう)」を歌い、歌に合わせて華麗な民族服裝をまとった56の民族や曲蕓、飛天、長城など民族の特色が披露される。そのあとは毛阿敏、周華健、劉媛媛が「相約上海(上海で會おう)」の曲で、上海を代表し世界の人たちを上海萬博に招待する気持ちを表現する。
また日本の谷村新司が「昴」を、イタリアの盲目のテノール歌手アンドレア?ボチェッリが「誰も寢てはならぬ」を披露。
また上海萬博のテーマである「よりよい都市、よりよい生活」も表現されることになっており、廖昌永、譚晶、孫楠、黃英が「致世博(萬博に)」を歌っている時には、舞臺の両側で世界の人たちの友情を象徴する木が植えられることになっている。
見所その2 美しい照明、音、影像
「舞臺の照明や影像効果はとても美しく、青い夜空と緑の地球の映像が流され、中國館や平和の鳩、萬博のエンブレムなどもユニークな方法で登場する」。これはリハーサルを見た人の話で、見る価値は十分あると話す。
開幕式のメイン會場である萬博文化センターは、360度?3Dという初の舞臺空間で、巨大なLEDスクリーンを背景に、プログラムによって立體のシーンに変化する。