23日に終了した環(huán)境モニター國際學(xué)術(shù)交流會で、中國環(huán)境観測総站の李國剛氏は「大気と有機(jī)汚染物質(zhì)が次期5カ年計畫で環(huán)境コントロールの重點になる」と指摘した。24日付の「科技日報」が伝えた。

中國工程院の魏復(fù)盛院士は、「煙塵（えんじん）や二酸化硫黃など昔からの汚染問題以外に、中國は殘留性有機(jī)汚染物質(zhì)、オゾン、窒素酸化物、環(huán)境ホルモン、重金屬といった新たな環(huán)境問題に直面している。汚染は都市からその周辺區(qū)域や周辺流域に広がっており、珠江デルタ、長江デルタ、北京?天津?河北、成都?重慶、長沙?株洲?湘潭などの區(qū)域で汚染が見られる」と話した。

李氏は國家環(huán)境観測に関する「第12次5カ年計畫（2011-2015年）」の科學(xué)技術(shù)発展計畫を発表。計畫に従い、重點區(qū)域と流域の重金屬、有毒有害汚染物質(zhì)、人體や生態(tài)環(huán)境に危害を與える汚染物質(zhì)の汚染狀況について調(diào)査が展開される。また、汚染物質(zhì)の移動?変化の法則のほか、區(qū)域共同の防止対策を研究し、工場から出る排気ガス、排水に含まれる汚染物を調(diào)べ、環(huán)境への危害を測定し、環(huán)境警報や緊急モニターの技術(shù)開発に取り組む。（編集KA）

「人民網(wǎng)日本語版」2010年11月24日