エネルギーの滯りが問題に

電力輸送が滯っている。內蒙古最大の風力発電所である輝騰席勒風力発電基地では、10社あまりの國內風力発電企業が電力輸送に苦慮し、風力の無駄が20%近くに及んでいる。內蒙古では大量の電力を消化しきれない。エネルギーの浪費とは驚くべき現象だ。今年およそ550億ＫＷ時が送電されずに消えた。

內蒙古國家発展と改革委員會能源局（エネルギー局）の分析によれば、道路の車両渋滯、鉄道輸送の混雑と同様に、発電所も送電の滯りがある。他の地域への送電網建設が極端に遅延していることにより、電力が不足している華東、華南、華中地域への送電が出來ないことに起因しているという。