電力市場(chǎng)は全力でクリーンエネルギーの受入を

內(nèi)蒙古の電力を他の地域へ送る送電ルートの建設(shè)が遅々として進(jìn)まないのには理由があることが分かった。內(nèi)蒙古の蒙西電力網(wǎng)は國(guó)家電力網(wǎng)公司の管轄下にないことから、他の地域への電力販売や調(diào)整に制限がかかっており、送電ルートの建設(shè)も優(yōu)先されないのだ。

中國(guó)気象局の最新報(bào)告によれば、2015年、內(nèi)蒙古風(fēng)力発電の設(shè)置容量はおよそ3000萬キロワットに達(dá)するという。三峽ダムの発電力を超え、全國(guó)の風(fēng)力発電の30%前後を占めることになる。風(fēng)力発電を余すところなく利用できれば、平均3000萬トンの石炭が節(jié)約でき、二酸化硫黃60萬トン、二酸化炭素8000萬トンの排出量を減少でき、1億トンの節(jié)水も可能だ。中國(guó)全土の電力網(wǎng)で15%風(fēng)力発電を受け入れることが出來れば、2015年には全國(guó)電力網(wǎng)で1.5億KWの受け入れが可能になる。(年間発電量3680億ＫＷ時(shí)、2.8億トンの原料炭が節(jié)約可能)

內(nèi)蒙古のクリーンエネルギー基地を國(guó)家のエネルギー戦略に組み込み、ネックになっている內(nèi)蒙古の電力の他の地域への送電問題を早急に解決して、全國(guó)的大容量で風(fēng)力発電を消費(fèi)するように奨勵(lì)すれば、全國(guó)の資源配分、南方の石炭節(jié)約と電力不足の解消に役立つ。また中國(guó)の省エネＣＯ2排出削減にも有効だ。

「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2011年5月26日

日本は夏場(chǎng)の電力不足にどう対応するのか？