2009年度第2陣中國(guó)青年代表団のために開催された環(huán)境セミナー「俯瞰的に見た地球環(huán)境問題」が、10月15日午前に東京の新高輪プリンスホテルで行われた。主催は日中友好會(huì)館、講演者は千葉工業(yè)大學(xué)惑星探査研究センターの松井孝典所長(zhǎng)。
松井所長(zhǎng)によると、2007年の気候変動(dòng)に関する政府間パネル(IPCC)の第4回評(píng)価報(bào)告書からは、20世紀(jì)の気候変化のデータにより、最近の地球溫暖化の9割は人間活動(dòng)がもたらしたものだということが分かるという。
地球溫暖化の影響は様々で、高緯度の溫度上昇は北極海氷を減少させ、海水の溫度上昇は海水面を下げる。また強(qiáng)雨などの異常気象もますます増えており、これらの異常気象は生態(tài)系に深刻な影響を與え、特にアジアモンスーン地域では夏の降水量が増加する可能性もあると松井所長(zhǎng)は説明する。
そして地球溫暖化の影響を減らすためには「溫室効果ガスの排出抑制の方法を検討して新しい方法を模索し、生活スタイルを改善しなければならない。それ以外にもできるだけエネルギーを節(jié)約し、太陽(yáng)ネルギーなどの再生エネルギーを利用する必要がある」と話す。
また大気汚染については「ある國(guó)や地域で排出された有害物質(zhì)は偏西風(fēng)によりほかの國(guó)や地域に運(yùn)ばれ、新しい國(guó)際問題を引き起こす。この問題に関しては國(guó)際的な枠組みを構(gòu)築して対応しなければならない」と述べた。
最後に參加者から砂漠の改善について意見を求められた松井所長(zhǎng)は「砂漠の改善は基本的な水を確保することで、砂漠での水の蒸発量は降水量より多い。また砂漠周辺の少ない森林を伐採(cǎi)すると砂漠化する。そのため出來(lái)るだけ砂漠の近くに木を植えて、土壌の水分を保ち、蒸発量をコントロールすることが大切だ。また海水の淡水化を合理的に利用し、國(guó)際共同開発した技術(shù)を利用したほうがいいだろ」と答えた。
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