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ブログ:グーグル、ゴーグル、ドゥードゥルドゥー

タグ: グーグル撤退  企業(yè)行動(dòng) 反応

発信時(shí)間: 2010-03-29 11:49:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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2週間ほどまえにこちらのブログでエントリー投稿したときには、仮決定の狀態(tài)でしたが、実際にグーグルの中國(guó)大陸からの撤退がきまりましたね。それにともなって、多くの有識(shí)者の方が論評(píng)をされていますが、中でも目立つのが「自社に悪影響だ」とか「害悪だ」という論調(diào)のものです(はっきり言って、僕からすれば「淺い」意見(jiàn)が多すぎる印象です)。

これらは、企業(yè)行動(dòng)から極めて離れた無(wú)意味な議論な気がして仕方がありません。企業(yè)行動(dòng)、そもそも合理的な利潤(rùn)追求のもとに意思決定なされます。ですから、重要なことは、これだけ「明らかに」魅力的な中國(guó)市場(chǎng)から撤退したことそのものから生じる「企業(yè)業(yè)績(jī)への悪影響」ではなくて、その悪影響よりも高いベネフィットはなんだったのか?ということなんですね。

いまさら、中國(guó)市場(chǎng)の魅力云々を語(yǔ)る必要はないほど、それは企業(yè)にとって重要でありますし、そして、中國(guó)市場(chǎng)からの撤退は、絶対に一要素として一義的に売上減少を招きます。議論されるべきは、それ以上に「何が撤退を促したメリット」だったのか、です。ぜひ、有識(shí)者の方は、問(wèn)題の所在を間違えずに、そうした議論がなされた骨のある論調(diào)がふえてくることを期待します(僕のグーグルという一企業(yè)がどういった行動(dòng)をすべきかという意見(jiàn)自體は、前の僕のブログエントリーを參照ください。)。

さて、少し誤った論評(píng)等への批判をした上で、せっかくですから、グーグル撤退に関連した話題をもうひとつしましょう。前回は、グーグル(民間企業(yè))と政府部門をそれぞれどういう行動(dòng)原理に基づいているかなどを考察しました。今回はこのグーグル中國(guó)本土市場(chǎng)からのリアル世界での撤退に絡(luò)んで、産業(yè)はどうなるか、ということをみたいとおもいます。産業(yè)すなわちindustryは、複數(shù)の企業(yè)によってこうせいされています。「企業(yè)」が1つで、「政府部門」が1つ(分権化しているとしても國(guó)家體としてはひとつです)のヒエラルキー(階層構(gòu)造)であるとしたら、この産業(yè)という概念は、ひとつのヒエラルキーで構(gòu)成されていません。水平的かつ複數(shù)の企業(yè)によって構(gòu)成されたものです。グーグルが所在した産業(yè)は、そうですね、このITやネット業(yè)界といった産業(yè)は極めて相対的に新しい産業(yè)なのでその區(qū)分けがむずかしいものなのですが、たとえば、検索サービス事業(yè)を産業(yè)ととらえるならば、グーグルは中國(guó)市場(chǎng)から撤退したと言えるでしょう。そして、その産業(yè)の競(jìng)合が「百度」などだったりするわけです(グーグル撤退発表以降、株価も競(jìng)合各社が上昇させていますよね)。

しかし、産業(yè)の區(qū)分けは非常に難しく前回ブログエントリーで書きましたように、バーチャル市場(chǎng)を想定するならば、決して検索サービスでの競(jìng)合だけが産業(yè)を構(gòu)成するということになりません。つまり、マイクロソフト、百度、Yahooといった検索サービスプロバイダーが産業(yè)を構(gòu)成するのではなく、それよりも計(jì)算システム事業(yè)を産業(yè)ととらえれば、そこにはIBMしかり、シスコシステムズしかりといった企業(yè)も産業(yè)を構(gòu)成しているといえるわけです。さらに、通信會(huì)社も産業(yè)に含まれるとするならば、より複雑化してきますね。

ですから、ここで問(wèn)題となるのは、グーグルはどこの産業(yè)に所在しているのか?というテーマであると言えます。産業(yè)の區(qū)分けをするのが株式マーケットであったり、國(guó)や民間の調(diào)査機(jī)関であったりしますが、「日進(jìn)月歩」ならず「分進(jìn)秒歩」のネット、IT、バーチャル業(yè)界でこの産業(yè)の區(qū)分けがほぼ整備されていないことは言うまでもありません、またグーグル自體も外部環(huán)境にあわせ、どんどんと、その事業(yè)體を変化させていっている柔軟な組織であります。

このように、マクロ的に産業(yè)の區(qū)分けが難しく、そしてミクロ的にひとつの企業(yè)體の変化が激しい狀況において、唯一のリファレンスは、「グーグルの企業(yè)行動(dòng)に過(guò)敏に反応した企業(yè)は同じ産業(yè)といえる可能性が高い」ということのみです(逆に言えば、一見(jiàn)おなじ産業(yè)にいそうでいて、反応が薄い企業(yè)は、同じ産業(yè)にいる可能性が低いということです)。

今回のブログでの産業(yè)への影響に対する解説はあまり深みに入りこまないように、このあたりまでにしておきましょう。

はてさて、みなさん、グーグルの屬する産業(yè)はどこ?具體的な競(jìng)合はどこの企業(yè)だと思われますでしょうか(ふふふ)???

(中川幸司 アジア経営戦略研究所上席コンサルティング研究員)

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?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)?2010年3月29日

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