| 日本人が、他者に配慮をしないふるまいをすることを「傍若無(wú)人」のふるまいと言われ、批判されます。
たとえば、電車の中では靜かにすることが期待されており、攜帯電話で話せば、これは「傍若無(wú)人」と言われます。日本では一般的に電車などの公共の乗り物の中で、攜帯電話で話すことはマナー違反とされます。これは中國(guó)とは違いますので、中國(guó)人の旅行者は注意してください。攜帯電話で話したい時(shí)には、駅におりて、そこで話しをすることが期待されています。メールのやりとりをすることは問(wèn)題ありません（ただし、「優(yōu)先席」のそばではメールのやりとりもだめです）。
２枚の寫(xiě)真はともに電車の中で撮影したものです。寫(xiě)真（左）は、電話をマナー?モードにしてくださいという表示です。つまり著信音が鳴らないようにして下さいという表示です。
寫(xiě)真（右）は、攜帯電話の電源を「優(yōu)先席」のそばでは切って下さいという表示です。「優(yōu)先席」というのは、お年寄り、身體障害者、妊娠中の女性などに譲ることが期待されている席です。なぜこの席のそばでは攜帯電話を切らないといけないか、理由がおわかりでしょうか？それは、心臓のためにペースメーカーという機(jī)械を使っている人がいますが、この機(jī)械に対して、攜帯電話が悪影響を與える可能性があるからです。ペースメーカーとは、心臓の拍動(dòng)を助ける醫(yī)療機(jī)器であり、日本全國(guó)で３０萬(wàn)人が利用していると言われています。攜帯電話等が発する電波が、心臓ペースメーカーなどの醫(yī)用機(jī)器に影響を與える可能性があるということです。したがって、攜帯電話の電源は、病院の中でも切ることが期待されています。
また電車の中でお化粧をする女性が日本で時(shí)々いますが、これも「傍若無(wú)人」なふるまいであり、マナー違反です。
（井出敬二 前在中國(guó)日本大使館広報(bào)文化センター所長(zhǎng)）
「チャイナネット」2008年11月17日 |
