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村山元首相にインタビュー:率直に話し合い、中日協(xié)力して危機を乗り越える |
発信時間: 2008-12-16 | チャイナネット |
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■ 率直に話し合い、協(xié)力して危機を乗り越える ――中國と日本の関係について考えるとき、日本とアメリカ、日本と中國、この関係を日本はどのように処理したら良いと先生はお考えになっているのでしょうか。 どっちがどっちというのではなくて、歴史的に地理的に考えても中國と日本は一衣帯水の関係です。その歴史的な過去の歩みは無視することはできない。そして將來について考えた場合、さっきも言いましたように、日本にとって中國は大事な國です。また中國にとって日本は大事な國だと言われていますよね。そういう関係をしっかり作り上げていく。それはアメリカに対抗するということではなく、そうすることでアメリカのためにもなる。日本とアメリカ、中國とアメリカのためにもなる。そういう風(fēng)に考えて対応することが大事ではないか。対立する関係を作るのではなく、互恵関係をつくることが大事なんだね。だから私は、日本と中國が互恵関係をしっかりと確立して緊密になっていくことは、アメリカにとっても良いという風(fēng)に受け止めたほうがよいと思います。 ―― だれが一番、二番だということではない。 ええ。やはり歴史的に地理的に日中関係というのは非常に大事です。 ――今日本の政局がすごく不安定です。今後中國は、どのような日本政府が出てくることを期待したらよいのでしょうか。 日本はいったいどのようになっていくのかということについて非常にご心配されていると思いますが、これは時間の問題でいつかは必ず解決する。だけれども、政局がどうなるこうなるということよりも、経済的な主導(dǎo)権はしっかりしている。今アメリカから起こってきた金融危機や経済不況とか、このような世界的な問題について、これは日本獨自で解決できる問題ではないし、中國獨自で解決できる問題でもないです。それだけに、日本と中國や、まあ今度は日中韓の首脳會議がありますが、そういうお互い率直に話し合う機會に、協(xié)力して危機を乗り越えていくことができればよいと思います。 日本の今の政局のいろいろな問題というのは、いずれ解決しなければいけません。私は今のような経済危機の中で、きわめて重要なときにこういう狀況になるというのは非常に申し訳ないと思うし、きわめて殘念に思います。 |
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