清華大學新聞學院在學生の莊慶鴻君が昨年夏日本に赴き、九州大學が主催した6週間のサマーコース「Asia in Today's World」に參加して、福岡?広島?京都などの地で見聞きしたこと、感じたことがこのほど、「中國青年報」に掲載された。同文章には、日本には深く根付いた自らの民族文化の力があり、この力が現在世界中を渦巻く金融危機から日本を救うと記されている。
▽「來年も山笠をすることが、生活の勵みになります」
私は福岡空港のロビーで、高さ10メートルはあろうかという山笠を見つけた。日本の戦國時代の武將の人形が山車(だし)の上に飾られ、たくさんの鮮やかな花が人形を囲んでいた。山笠は福岡にとって最大の夏祭りであり、その象徴が山車である。毎年新年を迎えると共に、福岡の人々は山笠の準備に奔走し始める。福岡の博多祇園山笠は日本最大の伝統的な夏の祭典のひとつである。
日本人の生活の節目には祭りがある。山笠が終わりを告げると、人々は何とも言えない物寂しさを感じ、心は翌年の山笠への期待へと変わる。日本人の一年の足取りは季節の変化と祭りの到來に支えられ、ひとつひとつの節目に分かれている。だからたとえ世界中の社會が金融危機の影響を受けようと、毎年の「年中行事」をつつがなく行うことで、日本人は一定の安心と自信を獲得し、個人と社會が向かうべき方向から離脫していないことを感じる。
博多祇園山笠が行われているとき、九州で最大の発行部數を誇る西日本新聞の紙上に、長年山笠に攜わってきた長老の胸の內が綴られていた?!竵砟辘馍襟窑颏工毪长趣?、生活の勵みになる。ただ続けてゆくだけです」。
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