第3回中日韓信用格付けフォーラムは21日に韓國首都ソウルで開催された。金融危機を背景にアジアは世界経済の新たな成長點となった。中日韓3カ國の格付け機構は新たな歴史起點に立ち、多層的な新型地域格付けシステムを構築すべきだと専門家が呼びかけた。
「金融危機後の信用格付け機構方法および監督管理枠組み変化」をテーマとしたフォーラムに中日韓3カ國の代表300人あまりが出席した。世界の多極化?多元化の発展を背景に主要な資本國における格付け獨占構図の打破が要請されるようになった。地域差別、文化差別によって現地事情に詳しい格付け機構の創設も不可欠だ。そして地域経済一體化および共同市場建設は多層的な新型格付けシステムの構築を必要な條件にしなければならない。
中日韓3カ國は文化と価値観などにおいて共通點が多いほかに、3カ國の市場経済システムは整い、経済規模および発展の潛在力は大きく、地域資本市場建設に関する共通の認識の達成も可能だ。3カ國の格付け機構はチャンスをつかみ、協力を緊密化し、政府監督管理部門を促して互いに格付け結果を承認させ、地域格付けシステムの発言力を強め、地域金融安全を連攜して守るべきだ。
中日韓信用格付けフォーラムは大公國際資信評估有限公司(中國)、日本格付け投資情報センター、韓國信用情報會社の共催で、毎年順番に開催されるものだ。次期フォーラムは2010年北京で開かれる予定だ。
「新華ネット」より 2009年10月23日 |