「上海長崎友好交流促進會」によると、辛亥革命100周年および孫文と梅屋莊吉との友情を記念し、孫文と長崎県とのゆかりを偲ぶ「孫文と梅屋莊吉展」が24-29日、上海萬博日本館で開催される。
長崎県は鎖國時代に日本唯一の対外開放港があり、一代、また一代と傑出した人物を輩出した。梅屋莊吉もその1人で、孫文と死をも畏れぬ絆で結ばれた、中國民主革命の揺るぎない戦友だ。1895年1月、梅屋は香港の中環?大馬路28號の梅屋寫真館で孫文と知り合い、すぐに意気投合した。梅屋は何度も資金を調達して武器や弾薬を購入。東京の有楽町に「中國同盟會後援事務所」を設立し、滋賀県八日市に革命軍飛行學校を建設するなど、孫文の指導する革命闘爭を全力で支援した。統計によると、梅屋が中國革命に投じた資金はおよそ現在の2兆円に相當する。梅屋の夫人も、孫文と宋慶齢との結婚を取り持った。
「孫文と梅屋莊吉展」は來年、長崎歴史文化博物館でも開催される。
「人民網日本語版」2010年8月24日