「孫文、宋慶齢と梅屋莊吉展」開幕式の現場(9月3日撮影)
9月3日、中國宋慶齢基金會の主催による、「孫文、宋慶齢と梅屋莊吉展」が宋慶齢の舊宅で開幕した。開幕式のテープカットの參加者は以下の通り。福田康夫前首相、胡啓立基金會主任、黃躍金基金會副主任、谷野作太郎元駐中國大使、中國駐在日本大使館の山田重夫公使、アジア平和貢獻センターの西原春夫理事長、梅屋莊吉のひ孫に當たる小阪文乃さん。他にも、中國外交部、中日友好協會、人民大學などの関係者ら、宋慶齢生前のご友人、専門家、高校の教師?生徒代表、駐中國日本機関の関係者ら100人あまりが、展覧會の開幕式に參加した。
今回の展覧會では、當時の寫真や書簡など貴重な資料100點あまりを展示。梅屋莊吉は、孫文の中國民主革命を支援するために資金援助をし、宋慶齢との結婚を取り持った人物である。また、孫文の死後も彼との盟約を守り続け、中日友好のために全財産をつぎ込んだ。そんな2人の固い友情の絆は展覧會を通してうかがうことができる。