厳しく長い冬が続く
GDPは毎年安定して5%前後成長し、失業率は3%以下にコントロールされていた1980年代中盤の日本は、充実し豊富な収穫に満ち足りた錦秋の時代だった。日本の現在の首相である野田氏を含め、當時青年だった日本人は、未來への希望にあふれていた。しかし、1990年代から始まった経済の長期低迷は、日本の「失われた20年」を実感させる。
2011年に戻って考えると、日本の國民は依然として長い冬に苦しんでいる。12月24日、野田內閣は総額90.334萬億円の2012年度財政予算案をまとめた。この49%は國債発行による収入に頼っている。この比率は史上最悪の記録だ。経済がよろよろおぼつかない中、政府は債務に頼ろうとする。日本國民にはこのような気力は殘っていない。
クリスマスの季節、東京の六本木、新宿、渋谷などの繁華街ではいたるところにクリスマスツリーやサンタクロースが飾られている。小売店の販促にも関らず、なかなか消費者の財布の紐は緩まない。日本百貨店協會のデータによれば、2011年、日本のデパートの販売額は15年連続で下降している。