中國網:発展し続ける中國の活力を日本に呼び込む方法としてすばらしいルートですね。
これまでの事業について少し詳しくお聞きいたします。現在、登録されている中國企業は何社ですか?アリババを通じて成約されたケースはどれくらいありますか。アリババジャパンは中國企業の日本市場開拓にどのようなサポートをしていますか?
岡田取締役:何を持って成功事例をするか、という問題はありますが、弊社を中國、そして世界へのイエローページのように活用されて、事業を拡大成長されている企業は多數あります。
ビジネス拡大のためには、パートナー企業やお客様との出會いが必要です。私たちは中日の企業に多くの出會いの場を提供していると自負しています。
中國網:今後の事業展開について伺います。メード?イン?チャイナは安価で低品質から、人件費高騰などによりその特徴を変えてきています。また、日本の製品が放射能などの風評から避けられていることも事実です。中日の物流は今後、どのように展開していくと見られていますか?
香山:日本が少子高齢化に向かい、経済が縮小していくことは避けられない事実です。そして、目の前に活力に溢れたアジア、そして新興國が広がっています。私は、新興國を日本に世界の活力を取り入れるマーケットとしてのみ捉えるのは少し違うと思っています。やはり、積極的に「與える」ことから始まるのではないでしょうか。日本には世界に類を見ないすばらしい技術、製品、サービスがあります。これをアピールし、新興國に貢獻しながら、その活力を取り入れさせていただく。こうしてお互いが栄えるというモデルが私の考える理想です。