香港の中評(píng)社は22日、「釣魚(yú)島問(wèn)題で日本はどの方向に進(jìn)むべきか」とする文章を掲載した。日本の東郷和彥?元外務(wù)省條約局長(zhǎng)は取材に対し、「釣魚(yú)島問(wèn)題において、日本は中國(guó)大陸と臺(tái)灣の意見(jiàn)を取り入れるべき」との見(jiàn)解を示した。

釣魚(yú)島問(wèn)題において、日本は「領(lǐng)土問(wèn)題は存在しない」と主張するが、東郷氏は、日本は政策を徹底的に変える必要があると考えている。日本は中國(guó)大陸と臺(tái)灣の意見(jiàn)を取り入れるべきで、そうしてようやく「釣魚(yú)島周辺海域に進(jìn)入するな」などの釣魚(yú)島をめぐる主張がより直接的で鮮明になる。日本政府は最大限の努力を盡くし、外交を通して釣魚(yú)島問(wèn)題を解決する必要がある。

日本が釣魚(yú)島の領(lǐng)土問(wèn)題の存在を認(rèn)めれば、一部の日本人は日本政府は軟弱すぎると思うかもしれない。ところが東郷氏は、日本が強(qiáng)硬な立場(chǎng)をとり、話し合いを拒否すれば、中國(guó)の軍事力はいつか釣魚(yú)島周辺に現(xiàn)れ、日本との開(kāi)戦に発展する可能性があると見(jiàn)ている。思考麻痺や狀況の判斷ミスと比べると、現(xiàn)狀を維持し、戦いを招くことほど愚かなことはこの世にない。日本は外交を通して戦爭(zhēng)回避に極力努めると同時(shí)に、自身の防衛(wèi)力を強(qiáng)め、集団的自衛(wèi)権の行使を強(qiáng)調(diào)すべきである。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」　2012年8月22日