ヨーロッパ風カフェ、多國籍料理が食べられる居酒屋……日本には本來、異國の風情が感じられる場所は少なくない。外國人はこうしたところに行って自分の國に帰ったような懐かしく親しい雰囲気を感じているのか。日本メディアが20人の外國人に聞いたところ、「外國人が懐かしい我が家を感じられる場所」は以下のとおりだ。
1,銀座大通り
「ここの店の並び方や町をゆっくりと歩く人たちを見ていると、まるでブラジルのサンパウロに帰ったような気分になる。」(ブラジル人 女性)。
確かに、渋谷、原宿と比べ、銀座の雰囲気はゆったりとして優雅だ。
2,江戶川の河川敷
江戶川の水の汚い色や川に架かった橋、周りの樹木などは、自分の國のナイジャ河によく似ている。川の水は汚れているが、そこがまた祖國の川とよく似ていて親しみを感じると共に、複雑な心境になる。(マリ人 男性)
3,東京の神楽坂
東京の神楽坂には、フランス風カフェ、ケーキ屋、フランス料理店が並び、フランス人にとっては自分の祖國に近い雰囲気が味わえる場所といえる。
4,新宿御苑
ここの樹木の並び方がイタリアとよく似ていて、親しみを感じ、思い出してしまう。(イタリア人 男性)
5,神戶や橫浜の中華街
ここには多くの中國人が住んでいて、そこかしこから中國語で話している聲が聞こえる。料理も本場そのままの中華料理が味わえる。本場の中華が食べたくなったら、中華街に行けばいい。(中國人 女性)
6,新大久保
ここは韓國のお店が多く並び、韓國の物産が豊富だ。自然と祖國に帰ったような気分が味わえる場所だ。(韓國人 女性)
7,長野県の山
長野県の山は、祖國の美しい大自然を思い出させる。(スイス人 女性)
8,ラフォーレやジャスコなどショッピングモール
このような大型ショッピングモールが母國にはどこにでもある。(アメリカ人 女性)米國といえば、最初に思いつくのは大型スーパーで、日本にはどこにでもこのようなショッピングモールやスーパーがあるので、親しみを感じるのは當然だろう。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年9月13日