日本の華字紙「中文導(dǎo)報」によると、経済の低迷と大震災(zāi)の影響を受け、2012年5月1日時點での外國人留學(xué)生は137,756人となり、前年と比べ319人減少したことが、日本學(xué)生支援機構(gòu)が2月に発表した統(tǒng)計調(diào)査で明らかになった。前年比0.2％のマイナスとなる。

日本における外國人留學(xué)生數(shù)は2年連続で減少している。地域別で見ると、アジアからの留學(xué)生が最も多く127,175人で、92.3％を占める。次がヨーロッパで3.2％、三番目が北米で1.8％。

國家および地域で見ると、最も多いのが依然として中國大陸からの留學(xué)生で、86.324人に達(dá)する。2番目が韓國人留學(xué)生で16,651人。アジアからの留學(xué)生の総數(shù)はこの數(shù)年減少傾向にあり、なかでも中國大陸からの留學(xué)生は1.4％の減少、韓國は5.6％の減少となっている。ただし増加している國もあり、留學(xué)生數(shù)の第4位であるベトナムは8.4％の増加、第5位のネパールは22％の増加となっている。

都道府県別で見ると、東京の外國人留學(xué)生が最も多く43,500人。大阪と福岡がこれに続き、それぞれ10,521人と10,434人。

留學(xué)生受入數(shù)の多い大學(xué)は、多い順に早稲田大學(xué)、日本経済大學(xué)、東京大學(xué)、立命館太平洋大學(xué)、九州大學(xué)、大阪大學(xué)、筑波大學(xué)、京都大學(xué)、名古屋大學(xué)、東北大學(xué)となっている。

上述の統(tǒng)計データは、語學(xué)學(xué)校など日本語教育機関の留學(xué)生は含まれない。これら教育機関に在籍する留學(xué)生は24,092人で、1,530人の減少となっている。そのうち中國人留學(xué)生は15,079人で、2,275人減少している。

日本政府は2020年までに留學(xué)生數(shù)を30萬人に増加する計畫を立てている。一方、日本學(xué)生支援機構(gòu)のデータによると、2010年に14萬人を突破して以降、留學(xué)生數(shù)は2年連続で下降している。

教育業(yè)界筋は、中日関係の悪化を受け、日本の語學(xué)學(xué)校へ申し込む中國人學(xué)生が今年に入って急減していると言う。両國関係の冷え込みがこのまま続けば、さらなる減少は避けられない。留學(xué)生30萬人計畫の実現(xiàn)が危ぶまれる。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2013年3月2日