福島瑞穂社民黨代表は、自衛隊の海外派兵、米國の艦艇に給油を行う「テロ対策特別措置法」に反対している。福島代表は2010年に米軍基地の移転計畫に反対したため、當時の鳩山由紀夫首相に閣僚から罷免された。福島代表は2月上旬のインタビューの中で、自民黨政権による改憲の動きに反対する姿勢を表明した。福島代表は、平和憲法第9條の精神は、墨子の思想における「兼愛?非攻」の精神であるとしている。

中日関係の今後についてどう思うかという記者の質問に対して、福島代表は「現時點では対立の激化を避けることが最も重要であり、対立の緩和に向けた手段を講じるべきだ。日中は対立により両國に損失をもたらすのではなく、戦略的互恵関係の路線を維持するべきだ。私と社民黨は、日中友好事業のために盡力する」と答えた。

福島代表は、「一般的な日本の學校は、歴史の時間に近代史の內容をあまり教えない。大河ドラマ?八重の桜が放映中だが、福島県の女性は現在も歴史的な感情により、山口県の男性と結婚したがらないという。これは日本が中國に対して仕掛けた戦爭を想起させる。中國の子供は幼い頃より、親族が日本人からの被害を受けたと祖父母が語るのを聞いているため、當然ながら日本人を許すはずがない。日本人は當時の歴史を學習?反省し、相手の身になって考えるべきだ。そうすれば相手の感情を理解する一助となるはずだ」と語った。

「中國網日本語版（チャイナネット）」 2013年2月20日