日本は今週、中國の中國の電子偵察機「Tu-154」が2日連続で釣魚島(日本名?尖閣諸島)付近の海域に入り、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル対応したと誇張して伝えた。この話題は、人々の視線を引きつけた。これには次の原因がある。(1)東中國海の海域で中國の電子偵察機が発見されたのは初めてだと強調した。(2)多くの人が注目を続けている釣魚島と結びつけ、付近の空域について觸れた。(3)航空自衛隊がスクランブル対応したことに觸れた。
表面的には、この話題は多くの人が注目するホットな話題と関連しているようだが、一つ一つ切り離して見ると、いずれも検証に耐えられないことが分かる。
(1)については、どんなことにも始まりがあり、かつ中國機が入ったのは國際的空域だ。國際法に照らし合わせた場合、本件は日本と何の関係もない。中國はかつて能力面で問題があったかもしれないが、こうする権利がなかったというわけではない。中國は昔も今も、常に國際的空域で自由に飛行する権利を持つ。中國に能力が備わったならば、當然それが始まるわけで、2回目以降も數を重ねていくだろう。これは中國の権利だ。
(2)については、なんとコメントするべきか苦しむほどだ。Tu-154は、釣魚島から北に150キロ離れた空域を通過したからだ。日本は釣魚島を一つの目印にしているようだが、しかしなぜわざわざ目印に釣魚島を選んだのだろうか。これには事件を誇張する狙いがある。Tu-154は釣魚島から北に150キロ離れた國際的空域を通過し、日本とは何の関係もない。