中國が東中國海に設(shè)定した防空識(shí)別圏は日本の強(qiáng)い反発を招いている。日本新華僑報(bào)（電子版）は5日、中國の防空識(shí)別圏に対する日米の歩調(diào)は初めは一致していたが、その後、相違が明らかになった、その根本的な原因は日米の國家戦略の共存が難しいためだと伝えた。

ヘーゲル米國防長官は11月24日、「中國が防空識(shí)別圏を設(shè)定しても、米國の同地域におけるいかなる軍事行動(dòng)も変わらない」とし、日米安全保障條約第５條が釣魚島（日本名?尖閣諸島）に適用されるとの認(rèn)識(shí)を改めて示した。

翌25日、米爆撃機(jī)「B52」2機(jī)が中國當(dāng)局に事前通報(bào)しないまま、中國の防空識(shí)別圏に進(jìn)入した。

26日、ヘーゲル米國防長官は日本の小野寺五典防衛(wèi)相と、ケリー米國務(wù)長官は岸田文雄外相と意見を交わし、中國の防空識(shí)別圏を認(rèn)めない共通認(rèn)識(shí)を確認(rèn)し、共同でこれに対応することを改めて約束した。

28日、自衛(wèi)隊(duì)の戦闘機(jī)「F-2A」と「F-4EJ」が中國當(dāng)局に通告なしに中國の防空識(shí)別圏に進(jìn)入した。

こうした動(dòng)向から日米の歩調(diào)は一致しているようにみえたが、その後、両國の相違が浮き彫りになってきた。まず米國務(wù)省が書面で、一般論として米國政府は米航空會(huì)社に対し、外國の飛行計(jì)畫提出に関する要求に従うことを推奨すると発表。日本政府が本國の民間航空會(huì)社に中國に飛行計(jì)畫を事前通報(bào)しないよう求めているのとは対照的だ。そしてバイデン米副大統(tǒng)領(lǐng)が日本を訪問し、防空識(shí)別圏に関する安倍首相の3つの要求を退けた。