日本の時事通信社は3月31日、「中國、観艦式に海自招かず」という見出しで、中國海軍成立65周年を祝うために中國は4月下旬に青島市で國際観艦式を行い、アジア?太平洋地域の20カ國以上の艦船を招待したが、日本だけ外されたと伝えた。
日本をさらに不満にさせたのは、同時期に青島市で開かれる「西太平洋海軍シンポジウム」に20カ國以上の海軍トップが出席し、日本の海上自衛(wèi)隊の河野克俊海上幕僚長が出席する予定だが、參加國のうち日本だけ観艦式に招待されていないことである。共同通信社は、中國は釣魚島を巡って対立することから日本を外したと見ている。
「産経新聞」によると、中國が國際観艦式を行うのは5年ぶりとなる。2009年4月23日、中國海軍成立60周年に米國やロシアなど14カ國の海軍艦艇を招待し、40隻以上が參加した。中國が初めて行う観艦式だった。今年1月中旬に南京で行われた「西太平洋海軍シンポジウム」の準(zhǔn)備會議で、日本側(cè)は「國際活動に日本を招かないのは失禮」と主張したが、中國側(cè)は「シンポジウムと観艦式は別もの」と反論し、招待狀を送らなかった。
今回の活動の関係者は31日、「環(huán)球時報」に対し、「西太平洋海軍シンポジウムの開催時期と中國海軍の成立記念日はちょうど同じ時期であり、観艦式とシンポジウムは偶然同じ場所で行われ、全く別のものである」と話した。また、海上閲兵式は中國海軍成立記念の重要な活動の1つであり、誰を招待するかは主催側(cè)が決めることであり、西太平洋海軍シンポジウムと直接的な関係はない。
釣魚島を巡る問題で、中日関係は冷え込んだままだが、日本と米國の関連の動きは始まっている。「読売新聞」の30日の報道によると、日米両國政府は、日本の自衛(wèi)隊と米軍の協(xié)力を促す機構(gòu)を常設(shè)し、今年末に修正する「日米防衛(wèi)協(xié)力のための指針」に組み込む方針をほぼ固めた。記事は、同機構(gòu)の設(shè)立は中國の釣魚島を巡る問題における行動を防ぎ、武力攻撃と直接斷定できない「グレーゾーン」の事態(tài)が発生しても日米が迅速に協(xié)力できるようにするためだと分析。日本は、中國による釣魚島「奪取」は武裝した「偽の漁民」を使った上陸から始まる可能性があると見ていることから、日米が協(xié)力を強化し「グレーゾーン」の事態(tài)に対応することを強く求めている。
そのほか、日本の內(nèi)閣は4月1日、「武器輸出三原則」の緩和を正式に決定し、日本は武器の國際研究?開発に加わると見られる。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2014年4月1日