JA2016國際航空宇宙展が12-15日に開かれ、約800社を集めた。これは安倍晉三首相が就任してから初の重要な航空宇宙展で、日本政府が武器輸出の規(guī)制を緩和してから初めて開催された航空宇宙展でもある。

安倍內(nèi)閣は2014年4月に防衛(wèi)裝備移転三原則を策定し、日本製の武器裝備および軍事技術(shù)を?qū)澩廨敵訾工毪郡幛我?guī)制を大幅に緩和した。その後日本政府は軍需企業(yè)による海外進(jìn)出を積極的に推進(jìn)し、武器を海外市場に輸出しようとしている。

ロイター通信によると、多くの日本の軍需企業(yè)は武器輸出規(guī)制緩和後、當(dāng)初の戸惑いを捨て、航空宇宙展で海外の取引先と頻繁に交流した。

新明和工業(yè)株式會社の展示ブースで、職員は問い合わせに來たインドネシア空軍の數(shù)人の職員に対して、US-2型水陸飛行艇の性能を詳細(xì)に紹介した。この機(jī)種は海上自衛(wèi)隊に配備されており、日本政府によって武器輸出の代表プロジェクトの一つとされている。インドがすでに購入意欲を示しているが、雙方はまだ正式に契約を結(jié)んでいない。

新明和工業(yè)の販売擔(dān)當(dāng)者は「インドネシア人は當(dāng)社の飛行艇に非常に興味を感じていた」と話した。

川崎重工業(yè)の展示ブースでは、職員がサウジアラビア軍の代表者からの問い合わせに詳細(xì)に答えていた。

職員は「サウジアラビア軍の他に、制服を著た多くの外國人の代表者が、當(dāng)社のブースを訪れた。今回の展示は依然として民間用が中心だが、4年前よりも軍事的になった」と語った。

【密かな変化】

日本では多くの企業(yè)が軍需と民間用の製品を同時に生産しているが、武器が事業(yè)に占める割合は通常10%未満だ。これらの企業(yè)は長期的に、軍需品の宣伝で低姿勢を維持してきた。

例えばベアリングのミネベアは、拳銃を製造している。エアコン大手のダイキン工業(yè)は、小銃擲弾を製造している。建機(jī)の小松製作所は、裝甲車を製造している。自動車ブランド「スバル」を擁する富士重工業(yè)は、武裝ヘリを製造している。

ロイター通信によると、日本人の多くは軍國主義と関連しうるすべての物事に対して非常に敏感であり、第2次大戦で國に災(zāi)いをもたらした張本人は軍國主義だと考えている。

日本最大の軍需企業(yè)である三菱重工は、航空宇宙展の主要ブースで民間用の製品を展示し、目立たない場所に軍需品の小型模型を展示した。これには海上巡航ヘリ、ステルス機(jī)の模型が含まれる。

三菱重工の職員は「外國軍の代表者が當(dāng)社のブースを訪れたが、これは初めてのことのようだ」と語った。

富士重工業(yè)は今回、輸送ヘリ「UH-Z」のフルスケールの模型と、無人偵察機(jī)を展示した。この2種類の製品は、すでに防衛(wèi)省から受注を獲得している。

富士重工業(yè)の販売擔(dān)當(dāng)者は「當(dāng)社は防衛(wèi)製品がスバルブランドを傷つけないよう注意してきたが、（武器）輸出原則の変化により狀況が変わった。外國軍の代表団が、問い合わせに來るようになった」と述べた。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2016年10月17日