日本の安倍晉三首相は17日、第二次大戦のA級(jí)戦犯が祀られている靖國神社に供物を奉納した。悪霊參拝の魔の影が、日本ではかくのごとく払拭されていない。2013年12月に自ら靖國參拝し國際社會(huì)で大きな波紋を起こすと、春季?秋季例大祭及び敗戦記念日に靖國神社に供物や玉串料を奉納した。これは日本の首脳の、「新たな慣例」になったかのようだ。

日本の右翼政治勢力は靖國問題で「駄目で元々」になり、橫暴ぶりが度を越している。自ら悪霊を參拝する、もしくは婉曲的に悪霊を參拝するなどといったさまざまなシーンを演じ、気炎を上げている。でたらめな歴史観によって日本という國の発展の方向を亂し、地域と世界の秩序に災(zāi)いを殘している。

歴史は過去だけのものではない。日本の間違った歴史観は現(xiàn)在、その國際事業(yè)の処理方法に深い影響を及ぼしている。國際社會(huì)はこれを、はっきり目にしている。米國の一部の戦略家は先ほど、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の広島訪問後、安倍首相も真珠灣を訪問する必要があると主張した。日本政府はこれをはっきり斷った。確かに歴史問題に対する現(xiàn)在の日本政府の態(tài)度であれば、安倍首相が當(dāng)時(shí)の真珠灣奇襲で「謝罪」することができるだろうか。

報(bào)道によると、日本はまだユネスコ分擔(dān)金を支払っていない。その原因となっているのはこうだ。ユネスコが昨年「南京大虐殺の記録」を世界記憶遺産に登録した際に、菅義偉內(nèi)閣官房長官は審査結(jié)果に日本の観點(diǎn)が反映されていなかったことから、「分擔(dān)金の負(fù)擔(dān)停止を議論する」と述べた。

南京大虐殺は第二次大戦中に日本軍國主義が犯した重大な罪であり、國際社會(huì)が公認(rèn)する歴史の事実だ?！改暇┐笈皻ⅳ斡涘h」は世界記憶遺産に登録され、全人類の共同の記憶になった。これは歴史を銘記し平和を惜しみ、人類の尊厳を共に守る國際社會(huì)の責(zé)任を示した。ところが日本政府は歴史の正義を無視し、登録申請(qǐng)中に無理に妨害したばかりか、今になっても分擔(dān)金の未払いにより「抵抗」する茶番を演じている。これは日本の右翼政治勢力にとって、かつての日本の侵略の罪を隠すことがどれほど重要であるかを示している。日本の國際社會(huì)に対する義務(wù)は、あってもなくても構(gòu)わない駆け引きの基準(zhǔn)にすぎないというわけだ。

日本の右翼は歴史問題でバックを続け、現(xiàn)実的にもさまざまな手段により戦後の平和體制を打破しようとしており、歴史の書き換えにより自己を偽ろうと躍起になっている。この右傾政治目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)するため、日本政府は具體的な戦術(shù)を選択する際に、「周辺の安全の脅威」をいわれなく誇張し、安保政策が従來の枠組みを突破するための口実を設(shè)けている。あるいは、今夏の參院選ではそれまで力強(qiáng)く推進(jìn)していた安保について言及せず、民意の激しい反発を避けるなど、いい加減にあしらおうとしている。あるいは仲間と結(jié)託し、海洋問題でG7を抱き込み、米國に極力歩み寄ることで、地域の対立を激化させ私利を手にしようとしている。

國內(nèi)の民意を操り、軍事同盟を強(qiáng)化し、安保の突破を目指す。日本のこれらの手法は、第二次大戦勃発前後の歴史に見られた、「危険な日本」の再演ではなかろうか。

當(dāng)然ながら、歴史の正義を前にすれば、日本の右翼政治家の悪巧みは徒労である。人々は歴史という鏡から、この國の右傾化が意味する危険を目にすることができる。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2016年10月18日