國慶節の8日連休中、7億人以上の中國人が國內外を旅した。日本メディアは中國メディアの記事を引用し、高速鉄道、モバイル決済、シェア自転車、ネット通販という「新4大発明」が旅行の利便性を高め、消費を促進したと伝えた。
中國の高速鉄道は総延長で世界一になっており、多くの中國人客が高速鉄道による外出を選んでいる。
シェア自転車は北京や上海などの大都市で急速に普及し、中國國內ユーザー數は1億人以上に達している。杭州市西湖の企業は半年內に自転車を10萬臺投入しており、観光客は自転車に乗りながら名所舊跡を巡ることができる。
モバイル決済はアリババグループの支付寶、テンセントの微信支付のことだ。中國人客を集めるため、モバイル決済を導入する海外の店が増えている。國慶節連休中、モバイル決済は海外で大幅に普及した。
ネット通販について、中國の各大企業が連休中のセールを行った。
北京のある大學の調査によると、新4大発明は「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線諸國の留學生が、最も國に持ち帰りたい製品?サービスとなっている。これらは中國が発明したわけではないが、この4種のサービスは確かに中國人消費者の行動を徹底的に変えた。
古代中國の4大発明である火薬、羅針盤、紙、印刷はシルクロードを通り、全世界に広がった。中國政府は古代にならい、「新4大発明」を擔う中國企業の海外進出を支援している。しかし全世界を席巻するためには、中國國內と同じ利便性を維持した上で、世界各地の習慣に合わせなければならない。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月17日