さらに同社は臺灣にも支社を設立しているが、「中國の京セラ」には臺灣が表示されていない。臺灣支社を「グローバルネットワーク」のアジアに単獨で表示し、韓國やベトナムなどと並べている。

　京セラのパソコン版公式サイトの「グローバルネットワーク」の「アジア」を見ると、臺灣が韓國やベトナムなどと並べられている（寫真は25日10時28分現在のもの）。

　記者が25日午後1時に再び京セラの公式サイトにアクセスすると、ページの「京セラ各地支社」が削除されており、その下に元々あったリンク先「中國の京セラ」「グローバルネットワーク」「日本ネットワーク」のうち、殘されているのは「中國の京セラ」のみだった。

　京セラは「昨晩（24日）、當社の中國公式サイトのネットワーク分布図が、中國の整った地図を使用していなかったとメディアから指摘がありました。本件について、心からお詫び申し上げます。問題発覚後、當社は直ちに関連ページを削除しました。本件を教訓とし、再発防止に努めます。當社の不注意により皆さまに誤解を與え不快にさせてしまったことについて、再び深くお詫び申し上げます」という謝罪文を発表した。

　記者の調べによると、現在殘されている「中國の京セラ」には、まだ臺灣が表示されていない。

　本記事投稿まで、京セラ公式サイトの「中國の京セラ」には、臺灣地區の支社の內容が表示されていなかった。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2018年2月26日