（二）地域安全保障について、日韓は地域內(nèi)の協(xié)力の重視を始めた。日韓は長期的に「安全面で米國に依存し、経済貿(mào)易面で世界を立腳點とする」というバランスの取れた戦略を守り、地政學(xué)?安保戦略の方針と選択を米國に合わせてきた。ところが米國の現(xiàn)政権は安保戦線を絶えず縮小し、安保コストで同盟國に譲歩を迫る高圧的な姿勢を示している。さらに日韓が置かれている北東アジア情勢が全體的に好転し、朝鮮の核問題の緊張が和らぎ流れをほぼコントロールできるようになると、日韓両國は冷戦思考を取り戻すことを願わず、地域內(nèi)の安保協(xié)力の強化を開始した。中日?中韓及び中日韓の安保交流及び制御メカニズムの構(gòu)築を模索している。中露もしくは中露朝に対応する米國の犠牲になり続けることを願っておらず、安保協(xié)力で米國への依存を弱める聲が大きくなり始めた。

　（三）互恵?ウィンウィンの経済貿(mào)易のつながりにより、日韓は地域協(xié)力を選択した。平和と発展のテーマに逆転が生じておらず、社會の幸福と國民生活の発展を願う各國の願いが日増しに強まるという現(xiàn)実、また北東アジア及びアジア太平洋の互恵?ウィンウィンの協(xié)力を促す中國の努力に直面し、日韓は徐々に地域協(xié)力により優(yōu)位性を発揮することを選択した。互恵?ウィンウィンにより潛在力を掘り起こし、地域一體化により持続可能な発展の融合モデルを?qū)g現(xiàn)しようとしている。

　日韓のやむなき選択に見えるが実際には実務(wù)的な選択、米日韓関係の微妙な変化を受け、地理的に日韓と離れることができない隣國である中國は、自國の北東アジア及びより広い範(fàn)囲の地域発展における建設(shè)者、地域安定の守護者、協(xié)力メカニズムの構(gòu)築者、地域の平和の貢獻者としての位置づけを強化するべきだ。中日韓多元化協(xié)力の深化による北東アジア経済圏の構(gòu)築推進、中日韓の民心相通ずによる北東アジア共同體の構(gòu)築、中日韓を中心とする経済貿(mào)易協(xié)力の深化?一體化の認(rèn)識の強化、3カ國感の相互接続により地域の一體感を作るべきだ。

　重點突破が必要な面に関しては、まず二國間もしくは3カ國間の中央政府の協(xié)力を地方政府の民心プロジェクトに落とし込み、國家レベルの協(xié)力によって直接地方の協(xié)力をけん引する。次に文化の理解を基礎(chǔ)とし経済貿(mào)易協(xié)力を行い、中日韓の儒教文化の遺伝子を利用し、共同の文化的意識と人文的理解を育む。それから中日韓のシンクタンクの各國政府の方針決定への影響力を強化し、シンクタンクの交流及び協(xié)力により二國間の政策の意思疎通、3カ國間の相互理解を促進する。

　今回の米日?米韓?米日韓関係の変化は、自國の戦略的利益を重視する日韓の苦心を浮き彫りにし、柔軟な外交と実務(wù)的な協(xié)力を目指す態(tài)度を示した。彼らの選択は合理的で現(xiàn)実的で、長期的に続く可能性もある。中國の選択と対応は一貫している。地域交流及び協(xié)力を求め、共存共栄を目指す願いと目標(biāo)が、中日?中韓?中日韓で共通しているからだ。

　?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2019年12月26日