韓國の複數の民間団體が7日、ソウルで集會を開き、日本の岸田文雄首相の訪韓に抗議した。また日本政府に対して、徴用工や歴史歪曲などの問題について誠意を込めて謝罪するよう求めた。
韓國大統領府前の集會の現場で、市民が「韓米日同盟の構築を停止せよ」「日本への屈辱外交を停止せよ」「核汚染水海洋放出計畫を即時撤回せよ」などのプラカードを掲げた。彼らは日本政府に対して、第二次大戦中の植民地支配に謝罪し、賠償するよう求めた。また韓米日の軍事協力の拡大を停止し、共に地域の平和と安定を守るよう強く呼びかけた。
集會に參加した「平和統一フロンティア」の呉美貞研究員は取材に対し、「日本は侵略戦爭と人間性のかけらもない犯罪行為を徹底的に反省すべきだ。さもなければ日本は今後、隣國と友好関係を構築できない」と述べた。
集會に參加した大學生の文嘉溫さんは、「日本は韓國に対する違法な植民地支配を認めず、徴用工被害者の要求を無視している。これは全國民から注目されるべきだ。韓日両國が真の平和な未來に向かうためには、まず歴史問題を解決しなければならない」と述べた。
岸田氏は7日に韓國に入り、2日間の訪問を開始する。岸田氏の訪韓の前日、約5000人の市民が雨の中ソウル中心地で集會を開き、岸田氏の訪韓に反対した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年5月8日