(1)高學歴?高年齢女性、未婚問題に嘆く
一昨日の11月11日は「光棍節(獨身デー)」だった。上海の大學で「獨り者集まれ!」などをテーマにしたイベントがいくつか行われた。その參加者の多くが高年齢の女子學生だった。このほど華東師範大學において、上海の大學院で學ぶ女子大學院生に対する調査が行われた。調査結果によると、程度の差こそあれ、彼女らの多くが「心の病」を患っていることが明らかになった。その原因として、半數近くが「年齢を重ねるごとに切迫する未婚問題」と答えている。新聞晩報が伝えた。
同済大學の電子掲示板(BBS)では「今日は11月11日、戀人レンタルします」「11月11日に株で1元儲けてまた1が一つ増えた」などの投稿が人気を博し、たった1日の間に、書き込みが何ページにも渡った。華東師範大學がこの前に開催した「獨身デー」のためのイベントにおいて、女子學生の參加者が男子學生よりも多いという現象があった。學部生と比べて、院生の戀愛や結婚は明らかに難しくなっているようだ。
華東師範大學の今回の調査では、戀愛?結婚問題が、女子大學院生にとって深刻な問題になっていることが分かった。高い學歴と、高い資質を持つ女子大學院生にとって、理想の戀人を探すのは決して容易なことではないのだ。交通大學教學學科修士課程1年の北風(仮名)さんは「周りの同級生でも、戀人のいない人が多くいるわ。理數系の學生の中では普通のことよ。毎日毎日、勉強か実験で、交際範囲もせまくなっていくばかり。好きな人のために自分を裝う暇なんてないわ」と感慨深げに述べている。
文系の韓雪(仮名)さんは「私は『干物女』なの」と言う。「干物女」は日本で流行った新語で、年齢は若いが、グータラ生活をする女性のことを例えていったもの。このような女子生徒は、必要なとき以外は外出を嫌がり、飲みやカラオケに行ったり、旅行に行ったりすることはせず、外のイベントなどにも參加したがらない。こういった生活狀態が、戀愛?結婚への道の障害となっているようだ。
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