臺灣のラジオ放送局11社は、放送番組の中で扇動的な表現を用いて、人々が海峽両岸関係協會の張銘清?副會長を攻撃するよう煽り立てた。臺灣の「國家通訊伝播委員會(NCC)」は25日、これらの放送局が公共資源を利用し、民衆(zhòng)の犯罪行為を扇動し、深刻な社會の衝突と分裂をもたらしたことを重く見て、11社を罰金処分に科した。中國新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
臺灣「中國時報」によると、張副會長は昨年10月21日に臺南市の孔子廟を訪問した際、一部の暴徒に取り囲まれて抗議を受けた。ラジオで放送される扇動的な言葉を耳にした多くの民衆(zhòng)も孔子廟に集まり、大きな騒動となった。多くの人々に取り囲まれた張副會長は、つまずいて転倒?負傷した。臺南地方検査署は7人を起訴、4月8日、臺南地方裁判所で初公判が行われる。
NCCは25日、放送関連法規(guī)に背いたラジオ放送番組事件に関する會議を開いた。罰金処分の対象となったのは、南都電臺(ラジオ)、臺灣広播公司新竹電臺関西中継局、全景小區(qū)電臺、快楽電臺、宜蘭の聲、金臺灣電臺、望春風電臺、嘉義の聲、嘉楽電臺、関懐電臺、人生電臺の11社。これら11社が昨年10月21日の午前8時から10時の間に放送した番組で、司會者とゲストは、「すぐに連れ立って行こう」「機動チームはいつでも出発可能」「出動」といった扇動的な表現を使い、人々が孔子廟に集結するよう煽り立てた。これによって事態(tài)は大規(guī)模な衝突事件に発展、張副會長は騒ぎに巻き込まれ転倒?負傷した。
「人民網日本語版」2009年2月26日 |